11時~16時半 如月沙世

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先週はお休みをいただき、少し遠くまで行ってきました。
その中で印象的だったお菓子は、Schmalzkuchen。
食べたのはハノーファーという街。
笛吹き男で有名なハーメルンから音楽隊で有名なブレーメンに戻る途中。
ハノーファーに用事があったわけではなく、乗り継ぎの都合で時間ができて、
せっかくなので駅の周りぐらい見て周ろうかと思ったところ、屋台が出ていたのです。
野菜や生鮮食品やソーセージ、牛乳などの屋台が並ぶ中に、
なんだか甘いものをいろいろ売っている屋台を発見。
その中で特に美味しそうだったのが、Schmalzkuchenでした。
サイズは最小のもので2ユーロ。注文したらまずは生地を油で揚げ始めました。
徐々に揚げ油から立ち上る甘く香ばしい香り。そして揚がる際の音は格別です。
揚がったものは一口サイズの大きさで、きつね色に染まり、見た目から美味しそう。
それを包み紙に入れて、粉砂糖をかける。串を一本添えて、できあがり。
さくっとしつつも中に柔らかい部分がしっかりと残る、絶妙な歯ごたえ。
甘さ以上に香ばしさが感じられ、ひとつ食べると次が欲しくなる。そんな味わいでした。
Schmalzkuchen。schmaizは油・kuchenはケーキという意味らしく、
合わせると油で揚げたケーキ的な意味合いなのでしょうが、
単語としての字面としてSchmalzkuchenという文字列には何とも言えない破壊力があります。
揚げたてのSchmalzkuchen。砂糖をまぶしたSchmalzkuchen。美味しい美味しいSchmalzkuchen。
ドイツでの想い出甘味は、屋台で手軽に食べられる揚げたての味でした。

(桜田ケイ)