向真希 １３時～１７時 ご予約満席です！ありがとうございます！
桜田ケイ １５時～２０時 当日枠は１５時～１８時半！それ以降は埋まっております！
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生まれて初めて自分で買ったチョコレートはチロルチョコ。そんな人はたくさんいるのではないのでしょうか。
１０円で買えるチョコレート菓子。昔はコーヒーヌガー入りのちょっと大人な味わいのもの１種類だったのですが、消費税の導入やバーコードを用いるコンビニなどの影響もあり、大きさや内容のバリエーションが多様化し、現在は最大３０円のチロルチョコまであるようです。
チロルチョコ。おやつとして購入できる金額の上限が決まっている遠足などの行事において、うまい棒と共に端数をしっかりと埋めてくれる役割を果たしてくれます。
最近はレジの横などにあり、何か買ったついでに新しいフレーバーを試しに買ってみるという光景も日常的に見られます。
そのバリエーションは留まることを知らず、季節限定のものや大ブームとなったきなこもち味、大容量のアソートタイプのものまで、定番を守りつついつも何か新たな味を提案する。そんな姿勢を感じることができます。
キャラクターとのコラボ商品や好きなデザインを印刷できるチロルチョコなどもあるようで、チロルチョコの持つ可能性は限りなく広がり続けています。
昨今のショコラティエブームとは一線を画しつつ、大切な歴史を守りつつ、攻めの姿勢を忘れない。さらに、小銭で気軽に購入することができるチロルチョコ。
老若男女を問わない門戸の広さと柔軟さ。コンビニでもスーパーでももちろん駄菓子屋でも、控えめに自らを主張するチロルチョコ。
これまでもこれからも、手軽に入手できる日本の美味しいチョコ菓子として、その地位は揺らぐことはないでしょう。
最近チロルチョコを食べてない人は、お菓子売り場の隅っこをチェックしてみましょう。そこには昔と変わらないチロルチョコと、最新のチロルチョコがあるはずです。
手の平におさまる小さな世界。チロルチョコは日本の縮図でもあるのです。
