本日は12:00~18:00 芳華美々子さん→ 15:00~20:00 宮琴都音さん→ 在席です。
**中野トナカイ3周年記念イベントについての文章(愛想なく淡々と書いていきます。ごめんね)**
(続き)中野トナカイという場(店)を作ろうと思ったことには、いくつかの個人的動機があるのですが、その中ではずせない動機のひとつが、自分の講座をきっかけにプロ活動を目指しているという知り合いの人が増えてしまったということです。私は2002年くらいから、ずっと西洋占星術とタロットの初級講座をやってきたのですが、それまではあまり後のことは深く考えずに、ただただ講座をすることが楽しくてあちこちの場所を自分で借りたり、呼ばれていったりして継続していました。お店を作ることの布石になったのは、2006年に下北沢一番街商店街の「ぶりっじ」という場との出会いです。「ぶりっじ」は、世田谷のNPO法人子育てネットさん→ が3年にわたり運営していた実験的カフェ&イベントスペースで、今でも当時のアーカイブを閲覧することができます→ この場所での初級講座に来ていたのが、向真希さんと三上牧さんでした。有元祥子さんや白龍子さんも(その前から知っていましたが)ぶりっじの講座にもよく来てくれていました。それまでの講座はビジネスユースの会議室やカルチャーセンターの教室だったのですが、「ぶりっじ」は違いました。講座が終わると、机がごとごととスタッフの手で並べ替えられ、クロスがかかり、メニューが置かれ、カフェに変身するのです。講座のあと、パーテーションで一角を仕切り、希望の方に鑑定しつづけた日もあります。パーテーションの向こうでは、カフェの営業や会議室としての利用など、時間と用途によって、めまぐるしく表情を変えていきました。そしてこの場を運営しているのは、プロの事業家ではなく、育児中のおかあさんたちでした。ぶりっじでの講座体験が、こんな風にじわりと無意識の下で強いインパクトだったことにずっと気がついていなかったのです。そのことに気がついたのは、下北沢在住の桜田ケイさんが、ここで講座とかできそうですよ、と今回の会場になる「シモキタ オープン イノベーション」の情報を9月の中頃に、mixiにあるトナカイの連絡用コミュページにあげてからのことでした。(続く) (店長・まつい)