片付けと掃除の話
本日のトナカイは、12:00~17:00 まついなつき(本日は予約済み)、15:00~20:00 宮琴都音さん→
です。今日は、鑑定の時に家が片付かないという話しになり、それは鑑定じゃなくて一般的な話、つまり「あるある」なので、日記に書くよ!と言ったので書きます。占星術にちょっとひっかけると乙女座の話ですが。掃除とか片付け、整理整頓は乙女座の範疇だもんね。ホロスコープで見るなら、乙女座が自分のハウスのどこに相当しているかで、整理整頓能力をどこの場で発揮しますか?という読みは可能です。乙女座は自分の能力を自分で見るために、わざと仕事貯めたり、ややこしかったり難しいところに突進していったりもするのですが、片付けに関してもこの乙女座的性質っぽく、個人の限界を超えてゴタゴタ界に落ち、どこから手をつけていいのかわからなくなるタイプの人がいると思います。わたしがやれば完璧にできる、けれど完璧にやるにはどう考えても時間の算段がつかない(中途半端で次の用事、たとえば仕事に出かけなくてはならないとか、夕飯の支度をしなくてはとか)それがわかっているので手をつけられずに、ますます混乱は積み重なっていくという感じで、家や部屋が思い通りに片付いていないという場合ですね。わたしが全くこのタイプ「やればできる、やらないだけ!」のゴミ屋敷ですよ。こういうタイプは「片付けや掃除をする」ということを意識すると、もう絶対にダメだと思います。お膳立てが必要すぎる。なのでお奨めは「意識しない」という方法です。とりあえずお正月くらいはそこそこ片付いた状態で新年を迎えようかな、と去年の暮に大掃除をすることにしまして、私の作戦は毎日少しずつコツコツとやることでした。このひどい状態も一気にこうなったわけでなく、コツコツと散らかっていったわけだから、片付けるのもコツコツもやれば、いつか引っ越ししてきた当時のような、ものが少なくどこもぴかぴかな状態に戻るのでは?と。具体的には11月15日から年末の大掃除スタートしました。普段ここを片付けなきゃ、これをどうにかしないと!と胸の奥がカッと熱くなるよな場所は見て見ぬふりで、まずは全然そんなところ、どうでもいいじゃんという食器棚の引き出し1段分だけを整理したんです。エコ袋とタオルとエプロンが入っていて、片付けもなにも全く必要でないところ。ストックの布巾の入っていた袋がでかすぎたので、それを捨てて、タオルの古いのを1枚雑巾用に切って、景品のペットボトル保温ケースも捨てて、中のものをきれいにたたみ直す、2分くらいで終了です。その日はそれだけですが、誰の目にも触れないところでも、1か所完璧に満足できる状態に片付いた場所が家の中にある、それがポイント。翌日から、そんなふうに1か所ずつ、時間も5分以内と決めて、とにかく毎日なんらかを片付けました。ベランダに出しっぱなしの古いサンダルやボールや植木鉢をゴミ袋に詰めるのみ2分とか、電灯の傘を拭くだけ3分とか、先に押し入れとか、見えないところどうでもいいところをスッキリさせてから、少しずつ目につく場所に手を出すというのもポイントです。「片付けている」という意識をしないように毎日途切れなく少しずつ。途中で「うわ、もっとやりたい、こことか、ここも」と1か所以上に手が伸びそうになるんですが、ぐっとこらえて。12月に押し迫ってから水回りとかは、30分くらい例外でまとめてやったのですが、あとはほんと長くても15分で、通常の自分の生活リズムを変えないで済むようにして片付けていきました。片付けと掃除というのは別のものなので、だいたい不用品を捨てたりして片付いてきたところで、拭いたり磨いたりの5分に切り替えるようにしていきました。なので今年のお正月は普段に比べたら、まあまあな状態でしたよ。毎日ちゃんと掃除機かけて、という生活ではなかったので(毎日やるのは飯のしたくと洗濯のみで手いっぱい)無意識の部分だけで毎日じわじわと片付けていた、その分を年明けからは掃除機かけたり、貯まりかけた雑誌や段ボールをこまめに集積場所に出したりという風にして、キープはあんまりできていないけれど、もうちょっと物減らそうかなとかいう気分になったりしています。「かたずけなきゃダメだ」は意識への脅迫でうんざりするから、えっ?そんなの気がつかなかったなーというフリで、うっかり片付ける、自分の意識をだましてコトにあたるのが有効なのではと思います。(店長・まつい)