12:00〜20:00 まついなつき

(16時までご予約頂いています)

15:00〜20:00 ふらんさん

詳しい空き時間は、お店まで電話を下さい。ふらんさんは、15時になりましたお店にきますので、ふらんさんの鑑定ご希望の方は、15時以降にお電話下さい。

社会のシステムが変わったのが先か、景気が悪くなったのが先か、鶏と卵どちらが先かみたいな昨今ですが、ある程度の年齢になって社会運を良くすると言うのは、ほとんど自分自身でなんとかするしかと思っています。ホロスコープで社会運というと、目的の太陽や技術や能力の水星、もしくは社交や金銭感覚の金星に、木星や土星がアスペクトしていることを表します。生まれつきこのようなアスペクトを持っていない場合は、親や兄弟や上司、友人など、周囲の人がそのようなアスペクトを持って育ててくれたり応援してくれたり、時期的にアスペクトを取るときに、自分なりに努力をしたり環境の中に自分のやってることをいったりします。この木星と土星が作るリズムというのは割合安定したものです。たとえスクエアでアスペクトしているとしても、その人サイズに収まった混乱やドタバタでなんとか社会を形成していくのです。火星と海王星が凶星だと言われているのは、どうしても本人が思っている自分サイズを飛び越えたり、社会環境が期待している範囲内を軽々と飛び越えたりするからです。つまり自分が思ってもいない大きなチャンスを作り出すのも火星と海王星の役割だったりします。火星や海王星がその人にとって良い影響を与えるのかどうかは、その人がもともと火星や海王星の影響を良い影響に扱うことに慣れているかどうか、それで判断します。

慣れるということに関しても経験と年月が必要です。大抵は、火星や海王星が影響を強く与えるようなホロスコープを持っている方には、たくさん妄想してそれを形にすること、つまり書くことや作ること、表現をすること、果てしなく勉強すること、一見無駄だと思われるようなことでも自分が思う通りにやってみること、つまり自分自身のために使うことが大切です。他人や環境に影響を与えないで、昇華する訓練です。自分の火星と海王星のアスペクトを他者に投影したり、自分自身のサイズをやたらでっかく感じて、商売や社会人事業にお金を投資したりする、これは若いうちは避けた方が賢明です。

トランシットでやってくる火星の押し出しと海王星のロマンの影響を社会運上昇のために使うには、確固たる土星の礎と木星の作る環境への寛容度を、ある程度自分の中で意識して扱えるようになり、成熟した形になって、始めて成功するものです。土星29年、木星12年で、サイン物を一巡りするサイクルは、若いうちは本当にまどろっこしいものです。特に30代の時は、早く結果を出さないと、と言うことで焦りがちです。しかしアスペクトはメジャーだけではなくてマイナーもあります。ソーラーリターンでのテーマも毎年新しく打ち出されています。これらは地味ですが少しずつ積み重ねていくことによって確実に血となり肉となるイベントとなっているはずです。食事の時間帯を一定にするとか、洋服の趣味が変わるとか、仕事をする机の向きを変えるとか、メールの返信を必ずその日のうちに返すようになったとか、一見何でもない日常の延長のようなことが後で大きかったりするです。この頃に何かありましたか?と後で聞かれても全く思い出せないようなことが積み重なって、あなたの変化する人生の大元を形成しているわけです。

占いを勉強し始めて17年くらいです。何がわかりましたか?と言われてると、おおよそこういうことがわかりましたという感じの昨今です。景気が悪い時は一発逆転を狙いがちです。焦るあまり、どつぼになりがちな行為や投資に及ぼうとする方に、時期を少々お待ち下さいとお話しすることが増えてきております。逆に、今ですよと背中を押す場合もあります。その場合は、今変わりゆく世の中で、こんな時だからこそ変革の旗を持って社会に役立つお仕事をしないと生まれてきた意味がない、という流れを星が示している方です。(店長・まつい)