火曜日は、三上さんと月華さんDAY
本日は12:00~17:00 三上牧さん→
 、15:00~20:00 吉村月華さん→ が在席です。おふたりとも本日は予約状況余裕があるようですので、飛び込みで是非どうぞ!ご心配な方は、お店に電話してみてくださいね。
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昨日の向さんとの続きです。「もう一軒お店やらない?」という問いかけには、即座に「そうなんだよね」と返事をする私。たとえばトナカイにブースが常時4~5つ準備できて、人通りも多い場所にあれば、新しい占い師さんに気軽に入店してもらえる。とても小さな店、トナカイのメンバーはみんながみんな最初からこういう元気でチャレンジャーな気持ちで入店したわけではないです。毎週毎週、誰もお客さんの来ない店に、淡々と通い続けるうちに、そんな中で特徴を持った一部の占い師さんたちに顧客が付き始めるのを横目で見たり、店長から無茶振りされるイベントに巻き込まれていくうちに、少しずつ「工夫して継続していく楽しさ」や「自分発信で決断つけて実行するノリ」つまり、独業に必要なテンションを身につけてきたのです。それはもう奇跡的なバランスで。奇跡的ということは、2度同じことはないし、バランス自体もあやうくぐらぐらと保ちながらに今があるということです。そのままの初期メンバーでつっきればいいのかもしれないけれど、そういうわけにもいかない。なので、後からトナカイに加わるという、つまり新人さんの重要な条件には「テンション高め」でないと無理になってしまった。純粋に仕事上でのスキルが、という話なので人間としては、わたしのようにローテンションでもまったくかまわないですが。月曜日の有元さんは、類まれな落ち着きをそのまま絶対の安心感と信頼という商品に変えました。あの人は吸収系の魔術師です。お客様が感情過多で多い日も安心。なんだろうね、あの辛抱強さ。2年間のトナカイ務めのうちに「自分の場所は、自分が今居るところです。私は誰からも仲間はずれにされたりしないし、誰のこともじゃまにしたりはしない」という強烈なオーラが身につきました。本人は「自分の身体ひとつの技術があれば、わたしの居る場所が、わたしの店になるというふうにしたいんですよね」と発言していて、今、ひそかにそのための講座や勉強や修行をして、自分の身ひとつに未来への開業資本を貯め込んでいます。有元さんは、タロットの星のカードです、つまりそんなテンションです。向さんいわく、「有元さん、最初開店当時に会ったときより、美人になった。きれいになった。背筋も伸びた」といっていました。背筋が伸びているというのは、山羊座の人の考える美人の条件ですよ。月曜日の遅番さん、竹田さんはもともと美人なんですが、開店して半年後くらいかな?募集どころか、新しい人に入店してもらう予定もなにもないときに、突然「ここで働きたいです」と飛び込んできてくれました。彼女はもともとのポテンシャルも高く、実は一番竹田さんのことを、私は放置しているかもしれない。プロ意識が抜群に強く揺るがないし、計画性もあるし、実行力もあるし、トナカイに入る前から、自分はこの先こうしたい!という目的が揺るがずあるし、ぶれない。ブログやツイッターの使い方とか、イベントへの参加とか、向さんいわく「わたしがある程度、年齢のいった世代のロールモデルとすれば、竹田ちゃんはもっとずっと下の世代のトナカイという店を上手に使って独立するモデルなのでは」(表現は違うけれど、だいたいこんな感じ)そうか、そのとおりだね。もちろん各自いろんなやり方があるし、どれが正解というのはないけれど、これもひとつの有効なやり方。で、本日火曜日の三上さんにしろ、月華さんにしろ、同じように「自分なりの有効なやり方」を模索して、チャレンジしているというテンションは、ひとりで独立していくという道を目指す人が利用する店、ということならこのままでいいのです。でも実際は、お店という決まった場、決まった枠組みに所属することで、静かにキャリアを積んで自分の仕事にしていくという、つまりわたし自身とは違うやり方もあり、そのやり方をしている人が存在してくれているから、曲りなりにもお店としての体裁を維持していけるのだということも事実なんです。それは芳華さんやミズマチさんや武者さんを観ていて気がつきました。それぞれのやり方がそれぞれにバランスよく。複数の人間が一緒になにかをやる、しかもそのやり方がバラバラの場合、維持のバランスを取るというのは、ある一定数の人数が必要なのかもしれません。それにはやっぱり現状のトナカイが手狭なんですね。おずおずとでも背伸びすることなく現時点の能力で入ってきてもらい、そしてどういう方向なのかをお客さんに判断してもらう。その余裕がトナカイ発展の2年のうちに失われてしまった。で、もうひとつお店やらない?という問いかけと、うんそうだねという話になったのです。けれどでも、「そうなんだけど、もうひとつお店はやらない」わたしは即答しました。(続く)この話、お店日記で書くような話じゃないかも。でも書きかけたから最後まで書くよ。そして3年目のスタートを切ろうと思うのです。(店長・まつい)