おはようございます。今朝ばたばたするのはわかっていたので、夜のうちに日記書いて予約登録しておこうとしたのに、すっかり寝落ちしてしまったまついです。本日は12:00~20:00キャメレオン竹田さん、16:00~20:00サツキメイさん在席です。サツキさんは時間短縮バージョンなのでちょっと注意してください。竹田さんは、本日をもって金曜日は最終回、11月からは月曜日の15:00~20:00という時間帯にシフトが変更になります。最低連絡事項だけで、とりあえずすいません!リンクも貼れない!夜に続き書きますぜ。(店長・まつい)
*トナカイリニューアル物語・続き。占い師にとって組織に属することの利点と欠点、このギリギリの部分を模索中をトナカイなわけですが、このバランスは実は、店ではなくて占い師本人が決定権を持っています。そのバランスが崩れたままトナカイにはいられない、こういう仕組みになっているので、向さんに「そろそろ後輩に場所を譲ってください」と卒業を促したのは、トナカイにいるよりもひとりでやったほうが利点が大きいという判断ですね。もともと作家さんでひとりの名前での活動がきちんと成立しているので「トナカイの」とか「まついと一緒の」とかがお名前の前についた状態では長くやればやるほど、占い師としての活動が小さくなってしまうというのは、はっきりしていました。次に、トナカイに居続けることで、利点と欠点のバランスを崩しそうなのは、同じような意味でサツキメイさんでした。とりあえず11月のリニューアルを考えたときに、一番最初に思ったのは、サツキさんに、店内で独立店舗的営業をやってもらおうということ。週1でメニューと採算の取り方を少し研究すれば、簡単に自分のお店が持てる実力と根性があるので、「週1自分の店だと思ってやってみてほしい」と提案しました。これは他の占い師さんたち全員がそう思ってやらないとダメという部分があって、トナカイの占い師さんはほぼ全員そういうつもりで来てくれています。自分のやることをやって、あとは気にしない。中野に定期的に自分の活動に使える場所がある、という事実のみで自分の活動に反映させてうまく使いこなしてくれています。サツキさんは、ちょっとトナカイを愛しすぎるというか、自分がどう活動するかよりも、お店がどうすればという考え方をしてしまうんですよ。そうすると当然、常時お店のことを考えているわたしとぶつかることになります。私が考えているお店と、サツキさんが考えているお店は当たり前ですが全く違いますから。なのでやっぱりサツキさんは独り立ちして自分のお店を持つしかないんです。トナカイの枠を外したところで自由にやらないと、良さも伸びないし、サツキさんが自分のお客さんたちに届けたいことが届かないんです。占いはクリエイティブなエンタメなので、マネージメントの部分は誰かに委託することはできても、企画や働き方については全部自分が責任もってやっていくしかない。トナカイの狭いキャパの中、ここではもう無理!という域に、サツキさんはもう何度もなっています。そのたびにわたしは「ひとりでやりなさい」と言い続けてきました。そのたびにサツキさんは、ショックを受けて「トナカイが好きなのに、なぜまついさんはそんなことをいうの?」とお門違いの悲しみに落ちてしまうわけです。それは勘違い以外のなにものでもないので、とにかく11月からのリニューアル、金曜日は自分の好きにやってみてください、と言ったら、サツキさんは金曜日ほとんど全部の営業時間を講座というかレッスンで埋めてしまいました。しかも満席!(笑) もし、わたしがサツキさんをいつまでもトナカイに置いておきたいと考えるなら、ここは激怒の部分です。全部講座にしてしまうなんて、お店としての機能を無視しすぎ。通りすがりの人たちに「鑑定はできなくて、勉強する場所だ」と認識されてしまったら、あきらかに他の曜日の占い師さん、ひいてはトナカイという店への営業妨害だよ?と私は説教するしかないでしょう。(ときどきランダムにそういう日もありますが、曜日を固定して1日日中講座というのは、路面店としては命取りすぎるとわたしなら考えます)トナカイが大好きで、お店のためになんでもやりたいです、というサツキさんの気持ちやことばには嘘はないと思うんです。でもやっていることは、占いという仕事でどうやったら一人前になるのかという、そのことだけにとにかく必死という正しい行動。11月からの展開でサツキさん自身も腹がくくれたんだなと思います。うん、サツキさんは大丈夫。このまま独り立ちできる技量も能力もきちんとある。金曜日をまかせるから、好きなようにやってみてということにしてよかったと心から思いました。個人の仕事として成り立つかどうかは、お客さんが決めます。お店が決めることではないのです。すでにトナカイのキャパからあふれている現実があるので、独立までに1年はかからないかもしれません。トナカイは水瓶座の場所なので、トナカイに関わった人は、みんな「それで稼いでいる、プロとして社会認知されています」という山羊座の土台の上に立つ水瓶座であって欲しいです。私はひとりでも多く、星やカードの話で盛り上がれる友達が欲しいと思って、占いを仕事にしています。トナカイの占い師さんたちとは、星やカードを仕事にしている同業の友人として対等に話ができる友人になりたいです。だから早く食えるようになって出ていってくれないと、牡牛座・乙女座・山羊座(土サイン)の練習したい人がどんどん後につかえている。まあそういうことを体現する3年目なので、向さんに続かなくてはならないサツキさんの責任は重大ですね。お店儲けさせて大きくしたいとか、余計なこという人から、私の逆鱗に触れ出ていってもらうということになっているわけですが、みんながひとりひとり稼げていれば、トナカイは継続していきます。継続が大事ですよ。なぜかというと理念のある店をやっているので。儲けたかったらトナカイはやらないよ。2000円の講座を同業者に怒られながらやらないよ。