11:00~21:00 三上 牧
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「天球」とは天体がその上を運行すると考えられた地球を中心とする球体のこと。古代ギリシャより、天体の運行が音を発し、宇宙全体が和声を奏でているという発想があり、これが「天球の音楽」と呼ばれた。(中略)音楽を「ムーシカ・ムーンダーナ(宇宙の音楽:天球が発する音楽)」、「ムーシカ・フマーナ(人間の音楽:人体が発する聞こえない音楽)」、「ムーシカ・インストルメンターリス(器楽の音楽:人間がつくる聞こえる音楽)」に分け、これらは段階をもちながら調和していると考えた。(このサイトから引用)
天球の音楽という概念がとても好きです。この天球の音楽のことを最初に知ったのはのだめカンタービレの中でしたが、いろいろ知っていくうちに、ケプラーのことを知り、さらにピタゴラスぐらいの時代からずっと考えられてきたものらしいことを知りました(専門書をたくさん読んだわけではないのでざっくりですが)。その印象が強いせいか、私はチャートを読んでいる時に楽譜を読んでいるように感じています。そしてチャートの持ち主である方の話を聞いていると楽譜の中の音楽が演奏されているように聞こえます。なので、ああこのメロディーはこんな風に表現するのねとか、ここはなんかチューニングがあってないよとかそういう風なイメージでお話しするようにしていますね。同じ楽譜でも、違う人が演奏すれば違う個性を持つ。そういう楽譜に魂を吹き込むのがその人本人なのだなあと何度聞いていても感心してしまうのです。現実は小説より奇なりです。西洋占星術を学び始めてから、本当にめっきり小説を読まなくなりました。
こうやるべき、とか正しさとかにからめ捕られている時、自分の中のリズムや感覚にもう一度立ち返るというのはとても大事です。自分を思い出すために真摯に向き合うそのとっかかりとして占星術の鑑定を使ってもらえたらなあと思っています。あなたの音楽はあなたの体内でずっとメロディを奏で続けている、ただ外側にも音は鳴っているのでどの音に集中するかで、音の聞こえ方が違うだけなのかもしれません。
そういえば、光とは波動でサインウェーブ、音も一種のサインウェーブです。現代の科学ではそのように知られていますが、ピタゴラスの時代に星の光はサインウェーブで音と同じものでただ速さが違うのだということ、それと聞こえる音と、聞こえない音があるということに気が付いていたということがオドロキです。ネイタルチャート(出生時の星の配置を表した図)の影響がずっと人の中にあるのは、ある意味生まれた瞬間に初めて聞いた音として衝撃が何かのスイッチを入れているのかもなあとちょっとファンタジーな妄想をしたくなりますね。(みかみまき)