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桜田ケイ 15時~20時 のんびり座っております!
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狩り。それは生き物が生き物を捕食する行為であり、生命活動を維持するために必要な一種の本能に刻み込まれた行為といえます。
現代の日本において生命活動の維持はそれほど困難ではないため、紅葉狩りなどの平和な狩りも存在しています。しかし狩りといえば本来食料を得るために行われるものであり、狩るのであれば美味しいものが狩りたいと思うのは人として自然な流れでもあります。
イチゴ狩り、サクランボ狩り、ブドウ狩り、モモ狩り。現在行われている狩りのほとんどが美味しい果物を狩るものなのは、美味しくて甘い食べ物を求める本能に根付いた選択である可能性は高いです。
果実狩りを行う時、人は食べ物と真の意味で真剣に向き合います。より美味しくたくさん食べるにはどうしたらいいのかを理屈抜きに求め、目の前にある果肉を我が肉にすべく五感をフルに使って狩りつくしていくのです。
過去に自分はイチゴとサクランボとモモを狩った経験があるのですが、特にサクランボ狩りは木から直接果実をもぎ取り食べるというスタイルで、狩り欲を満たすのにはもってこいの狩りでした。
イチゴ狩りは確かにとても美味しいのですが、棚状に並ぶイチゴを狩ることになるため、あまり狩り感を得ることはできません。とはいえ、おなかいっぱいイチゴを食べまくるという欲はしっかりと満たせます。
そしてモモ狩り。樹上に実るモモから美味しいものを選別し、狩る。イチゴやサクランボと違い、モモは一粒が大きいためミスが許されません。確実に美味しいモモを選び取り狩ることができた時の喜びは計り知れません。
果実狩りは人を野生に還します。もぎたての果実の滋味深さは素晴らしく、口いっぱいに広がる果実の香りは芳醇。日常から離れた農園という舞台で甘い果実を頬張ることで、原初の人間としての本能を満たすことにつながるのです。
甘美な果実は罪も罰も溶かし、人の心を平穏へと導きます。命の大切さを知り、果実の素晴らしさを知るためにも、果実狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。