水瓶座
12:00~17:00 向真希さん
15:00~20:00 桜田ケイさん

ここのところ、水瓶座に感受点をお持ちの方が困難期であるという話をいくつか聞き、ご本人もそうだし、まわりの方が「え、この人こういう感じだったけ?」と困惑することが多いというのが共通点で、詳しく聞いてみると、不動宮の頑固さの方が目立つような言動が全面に出ているというケースがほぼ全部でした(ロジックとしては、月や水星が水瓶太陽火星に連動していると、外に困惑が漏れやすいと思います)。これなんの工夫もなく、蠍土星と双子木星の影響が表れているだけです。プライドを刺激する形で現れるので、太陽水瓶の方に一番影響大きくて、火星水瓶にも少し影響ある感じかな。蠍土星は、落差をつけて集中させるという働きがあるので、落差をなくすためになるべく拡散させておくという水瓶の本質からみると、かなり苦しい配置ということになります。土星はどのサインにいても、具体的な形を求めるものなので、水瓶のプライドがいったいなんの役に立つんですか?というふうに、蠍の土星が削りをかけてくるのです。蠍も水瓶も不動宮なので、がっつり組んで逃せない感じ。普段な寡黙で冷静に距離をおく水瓶の性質が「落差があるのはおかしい!」と自分の主張を繰り出すわけです。水のサインは「共感」なので、落差は結局あとで解消される、個を失い自我を無にする同調で(それは死の感覚に近い)。水瓶の主張は、それぞれの個を保ったままの平等性、永遠性なので、ここはプライドの生死がかかっているという感が強まるのではないでしょうか?きちんと説明せずうやむやにすることで生きながら得るというのは、水のサインにとってはお手の物だけど、風のサインにとっては気持ち悪い。いつもより強い調子で、自我を保つという気分になりがちで、それゆえ主張が強くなりがちなのでしょう。身の回りに水瓶のやさしい人たちたくさんいますが(12サイン中一番本質的にやさしいのよ)、やはりこうだ!ということに関しては、にこやかながら絶対に譲ってはくれません。そいでもって、双子木星がトラインで、「それでいいのよ!」とあおりのアスペクトを形成していますので、イケイケで普段は黙っていること、表に出したりするんですよね。でも、こういう流れは実はとても大切なステップで、スクエアの土星の課題を体感でしっかり把握することで、次にt土星がセクスタイルにきたときに、安定した自己主張が自然にできるという流れです。社会は個人の内面ではなく、外側に広がっているので、星の配置よりも自分の現実空間に自分自身を投げ出して、反応や反響を測らない限り、能力というのは使い物になりません。スクエアで強制的に一見「空気読めない」とか「しつこすぎる」とか、そういう水瓶自身がぎょっとするような感想をもらって、自分の持ち味の影響力というものを測るのです。正義の種類は人それぞれであり、そのそれぞれを守るために、どの程度の音量がいいの?ということがわかるはず。まあ、現在の水瓶問題に関しては、そんな感じです。(店長・まつい)