向真希 出張のためお休みです!!!
桜田ケイ 14時~20時 不連続タロット講座の日。当日枠は17時半~20時です!
当日枠に関してはお電話→03-3387-4355←いただけると確実です!
桜田ケイ:12月20日麻布十番燦伍にてフード&鑑定イベント!
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12月がやってきた。月末にはクリスマスケーキを食べることができる月。ああなんて素晴らしい12月。
12月に入ると共に少しずつ気分が盛り上がり、クリスマスイブに最高潮を迎える。そしてクリスマス当日をしっかりと楽しめば年末は目の前に。
クリスマスケーキの姿を思い描き、申し込んだクリスマスケーキの姿を何度も確かめ、その味を想像しては再びケーキのカタログを見る。そんな人も数多くいることだろう。
まだ注文していない人は様々なカタログを手にどのケーキを選べば最も今年のクリスマスを素晴らしく過ごすことができるか想像を膨らませていることだろう。
うちのクリスマスケーキは既に注文している上に過去食べて美味しかったお店のものなので、今からわくわくが止まらない。この世界の誰にも止めることはできない。
そんな気分を盛り上げてくれるのが、アドベントカレンダーである。ここ数年お店でよく見かけるようになったアドベントカレンダー。クリスマスまでの1日1日を指折り数えるための重要アイテムだ。
1日ごとにチョコやキャンディなどのお菓子が入っていて、クリスマスケーキが待ちきれない人々の期待をあおりつつも小さく満たし続ける魅惑のカレンダーである。
そもそも日本人は指折り数えることが好きな国民性がある。もういくつ寝るとお正月だったり、記念日までを逆算して一日ずつ待ちわびたり、音楽の売れ行きをカウントダウンするテレビがあったり、打ち上げロケットのタイミングを数えたり。
そんな国民性にフィットしたのか、アドベントカレンダーの普及は目覚ましいものがある。そもそもアドベントはキリスト教的な意味合いの強い言葉のはずだけど、日本ではクリスマスケーキが楽しめる日を数えるために使われているといっても過言ではないだろう。
同じアドベント菓子の中で不遇なのがシュトーレンと呼ばれるドイツの菓子パンである。
本来はクリスマス当日に思いを馳せつつ少しずつスライスして食べるもので、日が進むにつれてしっとりとフルーツが生地に馴染む味わいの変化を楽しむものであるけれど、何故か日本ではクリスマスぎりぎりに供されたり多人数で一気に食べきってしまうことが多い。
これは日めくりカレンダーをまとめて破るような行為であると共に、クリスマスに至る日々を楽しむというシュトーレンが本来持つ目的を破壊してしまう行為でもある。
クリスマスイブに封を切られたシュトーレンは結局大晦日やお正月にまで影響を及ぼしてしまう危険性がある。シュトーレンは遅くとも12月2週目までには食べ始めて欲しい。
もしもクリスマスが近づいてからシュトーレンをもらったのであれば、クリスマスまでの日数と家族の人数で逆算し、クリスマス当日までにはきちんと食べ終わって欲しい。
12月がやってきた。クリスマスはもう目の前だ。クリスマスケーキを楽しむその日に向けて、アドベントカレンダーのお菓子や日々味が変化していくシュトーレンを少しずつ食べ進もう。
クリスマスケーキというとてつもなく大きな幸せへ向けて、早い時期から心積もりを整えておくことで、ただでさえ美味しいクリスマスケーキがより美味しく素晴らしいものになるのです。