向真希 １３時～１７時 ご予約枠は満席です！（当日枠は１５時～１６時です）
桜田ケイ １５時～２０時 わりとのんびり座っております。
当日枠に関してはお電話→０３－３３８７－４３５５←いただけると確実です！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
昨今のラスク人気は日本人が本来持っているある気質が色濃く反映されているものです。
駅のお土産屋さんや百貨店でもラスクは人気があり、さまざまなバリエーションのものが販売されています。
中にはラスク専用のパンを用いて作っているところもありますが、ラスクとはそもそも二度焼かれたパンという意味があり、いわゆるリサイクル商品です。
フランスパンを輪切りにしたような丸いラスク、ベーグルをスライスして作られたラスク、カステラから作られたラスク。砂糖がじゃりっとするような甘いラスクからベリー系のフレーバーラスク、ニンニク風味の塩味ラスクまで、そのバリエーションは様々です。
味や形は様々ですが、その全てのラスクに共通しているのが、二次加工品という点です。どれもが一度商品として店頭に並んだり、それと同等な扱いを受けたりしたものが、再度焼かれてラスクと言う商品になるのです。
ラスク。米菓に例えるのであれば、固くなったお餅を賽の目状に切って油で揚げたおかきのようなものです。
つまり、ラスク人気は日本人が古来から大切にし、今や世界中に広がりつつある「もったいない」の精神の現れなのです。
パリパリのラスクは美味しく袋を開くとつい食べてしまいます。１枚のつもりが２枚３枚と食べ進み、気が付いたら完食なんてことも珍しくはないでしょう。
ラスクを見かけた時に感じる気持ちは、物を大切にする日本人であれば誰もが持つ気持ちであり、ラスクを買ってしまうのは日本人にとって抗うことのできない本能のようなものなのです。
もったいない精神と美味しさを併せ持つラスクは素晴らしいお菓子です。歯ごたえが良くて甘いのも塩気のあるのもどれも美味しいラスク。ラスクはきっとこれからも様々な食材を救い、人々を喜ばせ続けるに違いありません。
