向真希：１４時～１６時の間が当日鑑定枠です。ご予約も受け付けております。
桜田ケイ：１５時～１８時ぐらいがわりと空いております。
当日枠に関してはお電話→０３－３３８７－４３５５←いただけると確実です！
※来週１０月３０日水曜日は、まついなつき先生の講座と鑑定日です！
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また今週も台風の影響を受けそうな水曜日。と、思いつつ天気図を見ると雨は今夜か明日あたりから降りそうですね。皆様いかがお過ごしでしょうか？
雨は大切なものですが、一気に降るといろいろ大変なことになってしまう恐れがあります。小分けに、適宜。というのがいいですね。
さて、バウムクーヘンやロールケーキ、カステラなど、切り分けて食べるお菓子は数多くあります。
それらのお菓子がショーケースに飾られる時には、端の部分がきれいにカットされ美しい断面が見えるようになっていますね。
今日の主役はそのカットされてショーケースに並ばない部分、「切り落とし」です。
昨今のアウトレットブームの影響もあり、様々な切り落としが販売されるようになりました。
切り落としの代表格といえば、カステラの切り落としですね。特にカステラは製法の都合上、四方にナイフを入れるため、切り落としの発生量が多いようです。
自分にとって切り落としと聞いて一番に思いつくのは、柳月三方六の切り落としです。柳月は北海道のお菓子メーカーさん。三方六といえばバウムクーヘン菓子の傑作です。最近は小さなサイズのものが発売されましたね。
薪の形を模して作られた三方六。今は最初からカットされているのですが、昔はのこぎり状のプラスティックナイフがついていて、切り分けて食べるのが楽しかったものです。
その銘菓、三方六の切り落とし。道東のとある駅にほど近いお店で入手できたのです。大学生の頃、電車旅のお供に数回購入しました。大きな袋に１ｋｇ分が入っていて、それはもう美味しいものでした。
先日懐かしく思い検索したところ、そのお店は今年の春閉店してしまったとのこと。今は他の場所での入手も可能と書かれていました。いつかまた、買いに行きたいものです。
切り落としという販売方法は、とても日本的なものだと思います。きれいにカットしたものはご挨拶やお手土産として重宝されるもの。そして、切り落としは何気ない日常の中で、家族や身近な人達と楽しむもの。
それぞれ、味は同じでも供される場所によって用途は明確に分かれています。そんな切り落としを一緒に楽しめるような身近な人達と、秋の夜長をのんびりと過ごす。なんてのは素晴らしい時間ですね。
カステラの切り落とし、バウムクーヘンの切り落とし、スポンジケーキの切り落とし、様々な切り落とし菓子が売り出されています。贈答用には向かないものかもしれませんが、味は確かです。切り落としを一緒に食べることができる相手は、心を許している相手といっても過言ではないのでしょうか。切り落としを手に入れて、誰を誘おうか。その時に浮かんだ相手こそ、あなたにとって本当に大切な人なのかもしれません。
ちなみにバウムクーヘンの切り落とし、本当に美味しいです。特に三方六の切り落としは絶品なのです。入手する機会がありましたら、あなたにとって本当に大切な人と一緒に食べてみてください。
