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コーヒーゼリーの位置付けが、難しい。
喫茶店で、例えばパフェを食べる場合を想像してみる。
オーダーは、お好みのパフェ。食後にコーヒーか紅茶。
といった形に落ち着くのが一般的であろう。
しかし、コーヒーゼリーを食べた後に何を求めるべきか。
コーヒーゼリーを食べることによる満足感。
それにより、食後のドリンクは不要になってしまう。
しかし、コーヒーゼリーはあくまでもゼリー。
立ち位置としては、デザートの仲間である。
これがコーヒーフロートであれば迷わない。
コーヒーフロートはドリンクに軸足を置いているから。
しかし、ゼリー化したコーヒーはドリンクではない。
それなのにコーヒーゼリーを食べると飲物欲が満たされる。
コーヒーという確固たる地位を築いている飲物。
それをゼリー化することでデザートとしての振舞いを覚える。
コーヒーゼリーと接する時、人は何を想えばいいのだろう。
飲むのか、食べるのか。
自分が飲物を手にしているのかデザートと接しているのか。
その境界はコーヒーによって脆くも崩れ去ってしまう。
固体と液体のハイブリッドであるコーヒーゼリー。
デザートを食べようと思って食べても飲物の満足が得られる。
喉を潤そうと思ったのに心地よい食感に包まれる。
コーヒーゼリーを規定することは、とても難しい。
どちらかに位置付けたはずが、気が付けば違うところにいる。
それはあの捉え処のない姿そのものである。
コーヒーゼリーは、人類の欲求を満たす。
コーヒーゼリーが何であったって、かまわない。
満たされない何かを満たしたい時に、コーヒーゼリーが満たしてくれる。
それだけで素晴らしい存在なのである。
(桜田ケイ)