牡牛
12:00~17:00 向真希さん
15:00~20:00 桜田ケイさん

火星、木星、土星、この3つの天体は社会天体ですが、社会天体がサインを変えると、わたしはどちらかというと、移動したサインのことより180度対抗にあるサインのことを執拗に考えるというクセがあります。それは社会的な影響というか、個人が社会に出ていくときは、個人の中の過剰だったり不足していたりの部分を押し出したり、拡大させたり、削りだしが必要要素だと思っているので、対抗サインの意味を考えることが、トランジットする社会天体の意図を明確にする手がかりになると考えているためです。土星が天秤運行中は、牡羊天王星の影響もあって「周囲のことに気を配って動けなくなることより、自分自身が引きちぎれてしまうくらいの新しいことに手をつけろ」というメッセージが明確でした。現在火星が蠍入りして、対抗サインの牡牛について考えています。火星のときに動かしておいて、土星がきたら本腰入れる蠍の意図ってなんでしょうという問題の回答は、対抗の牡牛サインの意味の中にも含まれているはずです。関係性における具体性とか、そういう感じの単語…。親しき仲にあるもの、なにがその切れない関係に介在しているのか。ずっとしつこく集中して継続してきたのだけど、お金にならないならやめましょうとか、からだがしんどいのであきらめるのか、そういう出方ですかね。蠍に火星入室後にとことんそれを確かめて、蠍に土星移動後に、残すものと切り落とすものが分かれていくんでしょうね。固定宮なので、ざわざわ感はもうありません。粛々とそれは進められていく。風や火のサインが強いチャートの人たちは、このムードたぶんつらいです。切り分けの根拠が現実の状況でしかないなんて、ほんと悲しいよね。大好きとか思い入れがありますとか、そういう情報は無視されて、市場の価値だけで愛蔵書が二束三文で叩き売られていくような、げっそり感はありますよ。金の切れ目が縁の切れ目というのも、たとえば獅子ー水瓶のラインだと理解できないというか、つらいよね。(店長・まつい)