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菅田将暉さん主演の「3年A組―今から皆さんは、人質です―」をずっと見てきました。⇒★
凄く面白かったです。

最終回で、ネットの暴力性を訴えていました。
今の時代の大きな問題ですよね。

タロットでコミュニケーションを表すのはソード(剣)です。

ソードの世界観は
人とのコミュニケーション。言葉。ネットや通信。情報操作。正義感。ジャッジ・・・等

身体的な部分の損傷は外から見えるけれども、
見えない部分である「心」を殺されても、人は死にます。

このドラマの中では、
悪意にまみれたナイフ(ネット内の心無い言葉)に、何度も何度も刺されて自殺してしまった女の子の事について考えていく事がテーマになっています。

剣 = 武器

戦うための物。
身を守るためのものですし、相手を倒すためのものです。

このカードが逆になると、剣の先は自分に向けられます。
扱い方を間違えれば、相手を倒すための武器で、自分自身が負傷する事もあるわけです。

口から出た言葉はもう消せない。
それだけ慎重に扱わなければならない事なんですよね。

「言葉」は、最大の武器であり凶器です。

「正義」というカードがあるのですが、これは裁判のカードです。

正義の神様が持っているのは、剣と天秤。

剣は法であり、「言葉」です。

剣を振るう時には、しっかりと真意を調べて比較検討の上(天秤できちんとメモリを測る)平等性のもとにジャッジして行くという意味合いがあります。
法で裁く時には、それだけ慎重にやらなくてはいけない。
当たり前ですが、好きとか嫌いとか気分で判断してはいけないんですね。

ネットの世界は、匿名性もあって、ナイフがポンポン気軽に飛び交っています。
真意も調べずに情報に乗って、無責任に言葉(ナイフ)で無責任な正義感を振り回している。

本来武器はきちんと習ってから使う物ですが、善悪が分からない子供達が気軽にそれを使っています。
そしてそのまま大人になっています。自由に気楽に武器を振り回している。
だからバイトテロとかでてくるんですよね。あれ、炎上して人生終わりますよ。⇒剣の逆

いない事のようにその人を無視をするというのも、コミュニケーションを分断させる暴力性。
昔からあるいじめが、ネットの世界の広がりにより、より悪質により陰湿になってきていますね。

その言葉に心はあるのか。
自分の発するものに責任が取れるのか。
同じ言葉を自分が受けた時に、どう思うのか?

剣は、相手を倒すためのものでもありますが、助けるための物でもあります。

相手を大切にするという事は、自分を大切にするという事。

使い方を間違えないように、武器に振り回されれないように。想像力を使って、考えてから行動をしていきたいですね。

もっと人に優しくなろうぜ!
もっと自分を大事にしようぜ!
(※ドラマの中のセリフ)

(芳華美々子)