11:00〜16:30 なかむらかえる
17:00〜21:00 まるごとmaru
当日の空き状況は、占い師滞在時間に直接お店へお電話ください。03-3220-9477
10分タロットからお気軽にお立ち寄りくださいませ! お待ちしております。
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本日お昼の部は、なかむらかえる先生が担当されます。(マダム八江はお休みです。)
なかむらかえる先生の鑑定メニューなどを紹介いたします。
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2/1(木)昼、南阿佐ヶ谷ウラナイトナカイさんで占います。
マダム八江先生がお休みの日にピンチヒッターです。
(八江先生、ウラナイトナカイさん、ありがとうございます!)
…と言っても、やることはいつもと同じ。
占いはいつも通りシンプルです。
・おためしタロット 10分1,000円
・つめあわせアストロダイス 10分1,000円(10分で2~3問はお答えできると思います。いろいろお持ちください)
・総合鑑定(タロット・西洋占星術・ちょこっと手相)20分3,000円
いずれも10分延長につき1,000円追加となります。
ウラナイトナカイさんのお客さまとしては、わたしのことをご存知ではない方も多いと思いますので、ちょっとだけイベント価格にしています。
この機会にぜひぜひ一度おためしください。
タロットやアストロダイスのみでも、ちょっと落ち着いて総合鑑定でも。
ウラナイトナカイさんの前身の中野トナカイさん、まついなつき先生はじめ占い師の先生にはたくさんお世話になったのだった。
緊張しつつ、この場所で占えることがうれしいです。
ぜひぜひどうぞよろしくお願いいたします。
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《まるごとmaru:講座とイベント》
◎2/18(日)まるごと食洞@吉祥寺☆インドカレー&星で不思議な生き物探索!?
カレー部は、おととし一度だけ作って好評だったヨーグルトチキンカレー再登場、
他には野菜ココナッツカレー、南インド料理などを予定しています。(12〜21時)
占い部は、心理占星術家の☆みねんこさんです!(14〜19時)いらっしゃいませ〜!
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ふと気づくと、実家のある鹿児島から離れて東京に住んで、今年の春には15年になる。子供の頃に初めて東京に遊びにきて、空の色がずいぶん淡いことに驚いた。南国の空は、空色というより折り紙の青のようにとても青い。東京の空は水色をさらに薄めた瓶覗き色とでも言った色合いだった。鹿児島の空気は湿気を帯びてまろやかだが、東京の空気はどこか乾いてざらざらしていた。そして、東京ディズニーランドなどに連れて行かれ、原宿や渋谷の人の多さに恐怖を感じた。
帰りのモノレールからビルの谷間を足早に歩む黒や紺とグレーの人々の間にトレンチコートを着た40代くらいの女性が歩いていた。ここに住んでいると人間の動物的な部分は衰えて、外の世界の作られた楽しみの中で十年なんてあっという間に過ぎていくのだろうなと言葉にはならなかったけれど、子供の私は感じた。同時に、その年上の女性がなぜだか自分なのではないかという既視感があった。今考えると、これはタロットカードのようなものだった。私はタロットカードを読んでいると絵が動き出す時がある。その内容は私が頭で考えることよりいつも正しい。
学校に提出する作文にディズニーランドの思い出を書いた。「夜、パレードの明かりに照らし出された観衆はまるでオットセイのようだった。」というような、なんとなく物悲しい内容を書いたら、先生に呼び出され心配された。私が作文を書くと先生に呼び出され何かを矯正しようとされるか、褒められるか、両極端で先生の人間の幅の広さに左右されることになるのが常だった。
東京に住むことになったのは、鹿児島で就職した地元の有名企業が経営不振によりリストラを行い居づらくなり、絵を描いている関係で知り合いもいた関東で気晴らしがてら少し働いてみよう思ったからだった。派遣会社から紹介され最初は三ヶ月だけのつもりだったが、働いている内に違う会社の社長にスカウトされ、東京で働き続けることになった。
私が東京に転居したときトランシットの土星は私の出生図のICの手前に迫っていた。ICを越えたころ、東京で新しく落ち着ける仕事に着いた。私の転機を見ていくと、見事にトランスサタニアンがネイタルのカプスを越えて行く時に起こっている。自分のホロスコープを見ているとアングルだけではなくて、カプスも重要に思えてくる。その中でも土星はわかりやすく課題を与えてくれて、クリアすると5年から10年はそれについて免状を与えてくれる。そんな更新する必要がある国家資格のようなところがある。
私はなぜ鹿児島から離れたかったのか。仕事のことや田舎が息苦しかったこともあるが、一番は孤独だったと思う。街に出ると、小さい街なので、どこに行っても知り合いがいたが、それゆえに私は孤独を感じていた。私はIC蟹座でICに重なるように太陽と木星がある。けれど、私はこの都市のメンバーではないなと思っていた。何か自分が異質で疎外感を感じていた。友達は多かったが考えを分かち合う人がいなかった。もう少し多くの人に会って、私のようなイリオモテヤマネコを探さなくてはおそらく死ぬ時に後悔するだろうと感じていた。だから、東京への旅は人探しの旅でもあった。実家を離れて私は一度もホームシックを経験しなかった。東京で私は全く異端でもなく、イリオモテヤマネコでもないただの人間であることがよく分かった。それが、安定した仕事とともに土星が私の太陽と木星に何かを告げた最初の声だったように思う。私はICや太陽木星を越えて行く土星に清々しさを感じていた。
それから15年経って、来春t土星は私の出生図のMCを越えていく。その頃にはヨーロッパに行くため、また引越をしなくてはならないことが決まっている。日本にいる時間は残り約1年。この山羊座土星の時期にしっかり枠を作って計画的に物事を進めれば、のちの自分の力になるのはこれまでのことで、ホロスコープから教えられている。先日、火星が射手座に入り、凝っていた私の獅子座の月がやっとやる気を出してくれて、着なくなった服や物なども一気に整理できた。部屋が整うことと心が整うことと、仕事が進むことは私にとっては連鎖している。私の月は4ハウスで水星と合、月は太陽とミューチュアル・レセプション。これらは海王星とトライン。また、この海王星が私のカルミネイト天体でもある。この勢いで滞っている事を重機のように進めていきたい。
(マダム八江)