10:00~11:00 算命テリングスキル

11:00~13:30 武者東洋占術講座7期29

14:00~19:00 武者江梨

本日は月に2回の武者さん鑑定枠のある日です。武者さんの鑑定、本日思い立った方は、お店の方に電話してくださいませ。

さて、みなさんは武者さんのブログを愛読していますか?わたし愛読者なのですが、専門用語が出てくるので理解できるのは20%くらいです。でも算命の、ないものはない、あるものを使うというぴしっした気持ちのよい哲学が伝わって、毎回ほんとに勉強になります。最近の「お勉強する星がない人は、人の話を聞きません」というエントリも最高でした。かくゆうわたくしめのお勉強の星がありません。はい、人の話、まったく聞いていません。小学生の頃、母親に算数の勉強を教えてもらっているときに「それ、誰が決めたの?」と泣いて抵抗しましたw

思えば自分の名前(本名)で、なにか書いてそれを人に見せて売ってそれで生計を立てるというのは、どこかが欠落していないとムリ、と薄々気付いていたのですが、この「教えてくれる人のいうことをまるっと素直に受け入れる」という部分が欠落していたので、なんとかなったのかもと思います。なぜなら、こういう仕事で生計を立てていく方法というのは、誰もまるっと教えてはくれないし、自分で考えてひとりで決断していくしかない要素が案外多いものなので。でも目上の人の許可を取ったり、言われたことを素直に丸ごと全部聞き入れるということをしない、つまり自分が飛び出ていてもいい、はみだしていても問題ないという考え方が態度や言葉に現れるので、嫌われたこともたくさんあるし、今後も嫌われると思います。まあそれでもいいかという、傲慢さが必要だったりするんですよね。どんな星も、ひとりで生きていくわけではないので、どこかで周囲との折り合いをつけなくてはなりません。その折り合いの付け方の割り切り具合が、すごく違うんだろうなあと予想します。持って生まれた星を生かすには、環境が大事です。もしわたしが、親からよい学校に入り、良い会社に就職する以外の道を許してもらえなかったら、30代くらいで詰んでいたと思います。組織の中で、人の話を聞かないというのはありえないからです。

幸いなことに、私の場合は、生きていればヨシという状態で甘やかされて育つ環境だったので、組織や社会の中でのふるまいを、どのようにするべきかということは、社会に出てから叱られたり、嫌われたりしながら少しずつ後天的に覚えていきました。(何度か書いたことあると思うのですが、3ハウスにt土星入りした年にPTAで経験したことがでかかった)今でも、そのあたり全然だめなので、習得本能欠けています、という部分の修復は現在進行形です(うーむ、ダメかもしれん、やっぱりないものよりより、あるものをということで、慣れている星を使うことに走りがちです。ひとりで妄想のままに独自路線をゆくという道)んで、人間関係や社会的不適応という部分は、一番悩みの深い部分だと思うのですが、わたしがそのあたりであまり悩まずに、悩んでもそこに深入りせずに別のことに気持ち向けて、生きてこれているのは、親の用意した環境が「妄想のままに独自路線で走っても生きていて良し」という環境だったからですね。学校の成績が悪くても、人の話を聞かずに独走しても、勉強が足りないまま社会に出ても、規定通り、親の思惑通りに進んでなくても、それがあなたの生きる力なのねと認めてもらえていた。なので多少の失敗があっても、私は自己肯定して立ち直れてきたんだと思います。その人の持つ種に良いも悪いもない、だからこそ育てる基盤となる親の在り方は、とても大きいです。ちなみにもし私が習得本能の星があったら、それに適した環境で育ててくれたと思います。これは私の両親がそろって2人とも、結婚して子育てしていても、まだ互いに自分の夢をあきらめていない自分探し現役状態であったとか、親たちなりの理由があるのですが、結果、子どもたちに自分の人生を投影する余裕がなかったのが幸いしました。

算命学は、環境学なんだなと切に思います。親は子どもの環境なのです。子どもが、その子らしく育つために、親が足りない要素は親以外の環境が必要ということも、はっきりわかるのも便利。所詮、子どもは社会にいつか還していくものです。そのための準備をするしかないのが親なんだよなあということを、この頃はよく考えるので自分語りが長くなりました。すまん。(店長・まつい)