【向 真希】ご予約満席です!当日枠は16時~17時半です!
【桜田 ケイ】15時~20時。後半はわりと埋まってます!
当日枠に関してはお電話→03-3387-4355←いただけると確実です!
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今年のクリスマスケーキは基本に忠実なブッシュドノエルをいただきました。クリスマスの薪、ブッシュドノエル。甘く柔らかく香り高く、素晴らしいひと時を味わうことができました。
皆様はどんなクリスマスケーキを召し上がりましたか?
クリスマスケーキを購入していつも不思議に思うのは、付属のローソク。どのタイミングでつけてどのタイミングで吹き消せばいいのでしょうか。
いつも迷うのですが、今年はローソクを立てずに食べました。ブッシュドノエル自体が薪を模っているので、ローソクを立てる意義が見出せなかったのです。
さて、先日北欧に行ってきました。北欧の甘味、どれもとても美味しいのですが、気をつけなければいけない点がひとつあります。
それはは、リコリスです。駅の売店やスーパーなどで、飴やミント菓子と並んで自然な感じで売っています。むしろ一番目立つ位置にあったりします。
北欧の人はリコリスが大好きです。いろいろなフレーバーのリコリスが売られ、クリスマスマーケットでもリコリス専門の屋台が立って色鮮やかなリコリスを大量に販売しています。
リコリスとは何か。それはカンゾウやアニスで味付けされたグミのようなお菓子。甘さの中に苦みと草臭さと微妙な爽やかさが混在し、間違った歯磨き粉を食べてしまったかのような気持ちになる。そんな味わいの菓子なのです。
物によってはそれほどきつくないものもあるのですが、喜んで食べようとは決して思えません。
ちなみにリコリスに塩化アンモニウムで味付けをしたサルミアッキというお菓子もあります。そちらは学生時代に一度食べたことがありますが、食物だと口と頭が認識せず吐き出してしまいました。
今だったらなんとか食べられるかもしれませんが、あえて挑戦したいとは思いません。思いません。
パッケージが可愛らしいものも多いので、ミント菓子と間違って買ってしまわないよう気をつけてください。
お土産として何度か買ってきたことがありますが、不評すぎたため今回は購入しませんでした。余っても食べたくないので。
とはいえ、未食の方は一度は食べてみるのもおもしろいのではないでしょうか。北欧に行ったら、リコリスを探してみましょう。
リコリスについて調べたり書いたりしているうちに、あの味が思い出されてきてしまいました。
明日の朝、残りのブッシュドノエルを食べつつ、心新たに今年最後のトナカイを勤めさせていただきます。
世界にはまだまだ知らない美味しくて甘いものがたくさんあります。来年も少しでもそれらを口にできることを望みつつ。
メリークリスマス。
(桜田ケイ)