11~16時半 向真希(12時半~当日枠!今月限定30分5000円総合鑑定も!)

17~21時 桜田ケイ(18時までご予約済み。以降空きあります!)

空き状況など詳しくはお電話でお問い合わせください。

トナカイノニカイにて「吉田結妃サビアン版画展」開催中!
鑑定や講座参加の予定のない方もお気軽におこしください。

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9月27日(水)11~13時 ホロスコープ読み基本練習講座!
詳しくはブログのトップエントリーをお読みください。

「第2期水曜トナカイ12か月講座」のブログ←毎日更新中!

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前回のお店日記で「苦い煎じ薬は口に入れるとうえーっとなって嫌になるけれども毎日飲んでいるとそのうち慣れてきて、慣れた頃にはゆるやかに効果があらわれ、私たちの人生をより確かなものにしてくれると」というようなお話を書きました。→甘いジュースと苦い煎じ薬*

これ、土星と木星の比喩だったのですが、甘いジュース=木星についてもう少し。

「木星は幸運の星」→「木星が来たら幸せになれる♡」は占い好きクラスターの共通認識(に近い)と思われます。しかし、一方「木星が来たのに何もなかった!」も占い好きクラスターの共通がっかりではないでしょうか。

それはなぜか?…と考えると、多くの占い好きクラスターが「私の努力が足りなかったのね」と自分に原因を求めます(なかには「占いって当たらない」とクラスター離脱する場合も)
占い好きの方の多くはわりと内省して自分自身を深いところで見つめ、よりよい生き方を探る人が多いか傾向にあります。誰かのせいにしないで、自分のせいにしがち。それは美徳でもあるわけですが。しかし、この場合は違うよ。あなたのせいではありません。

なぜ、木星が来たのに何もなかったか?--それは時代が変わっていくからです。

占星術が生まれた時代からつい最近までの困難に見舞われることが当たり前であった時代と、多くの人が食うに困らず生きていける時代になった現代とでは、「幸運」の意味が違ってきたということなのだと思います。

「つつがない」という言葉があります。本来の幸せは、何事もなく昨日と同じ日がおだやかに暮れていく、そうしてまた明日が来る。つつがなく、日々が過ぎていくことこそが幸せの意味するところ。かたつむり枝に這い。すべて世はこともなし。

つまり「木星が来たのに何もなかった!」…これこそが木星のもたらしてくれた幸せなのですね。

かつて(高度成長期以前の生まれならついこの間ですが)砂糖が贅沢品だった時代がありました。今でも地域によっては弔事のとき御霊前とは別に甘いお菓子をお供物としてお供えするところがあるのはその名残のようです。
甘いお菓子やジュースが特別な日のご馳走であった時代には、木星が幸せをもたらす星だったのでしょう。しかし、お菓子もジュースも特別どころかどこにでもあっていつでも飲み食いできる時代になった今、木星は「何ももたらさない」どころか「余計に味わうと太る!」的な、むしろ悪役に近いような、よくわからない位置づけになっているようにも見えます。「明るくておおらかで器が大きい」→「粗野でおおざっぱで態度でかい」…何事も表があれば裏もあります。表裏一体。

これまで天秤座にいた木星が、10月10日に蠍座へと移動します。「みなさま、みなさま」の全方位外交だった天秤座から「命かけてあなただけよ」の一点集中の蠍座へ。
天秤木星の残り一か月、いま自分を取り囲んでいる環境に静かに感謝しながら過ごしてみましょう。そうすることで、蠍木星時代になったとき、最もあなたを愛してくれている人、あなたが一番好きなモノやコトが見えてきて、謙虚な感謝の気持ちのなかから生きていることの実感が静かに湧いてくることでしょう。どんなときにも甘いジュースが「美味しい」と感じられる生き方、それこそが「幸せ」なのだと思います。(向真希)