昨日の続きですね、ナポリの地下鉄駅のご紹介です。
今日は見るだけブログです。写真をお楽しみくださいませ。

ナポリの地下鉄は、まだまだ延伸中、工事中で、「芸術の駅計画」に駅ごとに参加しているらしいのです。
参加してない駅もある様子。また、工事しているところなので、まだまっさらな駅もありました。

まずはGaribaldi(ガリバルディ)駅。ここは、Centrale(チェントラーレ・ナポリのターミナル駅)と乗り換え可能な駅です。1号線の始発駅です。そこの装飾はこんな感じ。

ホテルから見たガリバルディ駅とその向こうにチェントラーレ駅、さらにその向こうはヴェスヴィオ火山

ガリバルディ駅コンコース。奥はショッピングセンターになっていて、チェントラーレ駅とつながっています

写真ではなく、絵でした

その辺のデパート以上のエスカレーターの数。ほとんど動いてなかったけど…

「都会」とか「いろいろな地域の人たちが集まる」とかそういうイメージなんでしょうか。
ものすごく大仰なたくさんの数のエスカレーターがあるのですが(エスカレーターはイタリアは少ないと思いますので、珍しい)これもアートの一環かな?と感じました。

1号線、2番目の駅、Università(ウニベルシター)駅。

立体に見える加工がされている壁

床も!

階段

改札前のオブジェ

ここはサイケな感じの幾何学模様がメイン。改札前にはオブジェも。

3番目の駅、Municipio(ムニチピオ)駅。ここはできたてらしく、まだ何の装飾もされていませんでした。

4番目はToredo(トレド)駅。ここは水族館のようなきれいな駅でした。

海のイメージのようです

このエスカレーターは圧巻

よく見ると細かいモザイク

地上から覗き込むとこんな感じ

ナポリの街の繁華街に一番便利な駅ということもあり、行かれる方はぜひ一度入ってみてください。
吹き抜けになっていて、上の広場から覗きこむことも可能。

5番目の駅はDante(ダンテ)駅。詩人のダンテの銅像がある広場が上にあります。なのでダンテの詩が壁に描かれています。
しかし、この靴や洋服が挟まったオブジェはなんなのか…不明です。

たぶん、ダンテの詩

本当に使い古しの靴でした

6番目の駅はMuseo(ムゼオ)駅。この駅のそばには考古学博物館があります。ファルネーゼのヘラクレス像のレプリカが飾ってありました。

実はね、一番驚いたのは、あれだけ電車にいたずら書きをする人たちなのに(普通の光景すぎて、写真まったくナシ。あちこちにありますし、電車の車体などに多く描かれてます)、ぜんぜん汚されてないんですよ。
ナポリの地下鉄をうろうろしてて見た落書きは、3番目のMunicipio(ムニチピオ)駅ですね。できたばかりで、まだ何の装飾もされてないので、空白の壁ばかりだったのですが、ここは結構汚されていました。
アートは汚しちゃいかん、とか、何か不文律でもあるんでしょうか。

ナポリの地下鉄は、1回1ユーロです。
改札出なければ乗り降りは自由ですね。乗り降り自由で90分1.5ユーロというのもありました。
車内に防犯カメラもあり、特に治安が悪い感じもありません。(スリなどは多いと思うので、気をつけてね)

今後、さらに駅が開通していくようなので、行かれる方がいらしたらぜひ一度見てみてくださいね。

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