明日はトナカイです。12~18時です。
18時以降いらっしゃりたい方は、お電話かメールください。
来月は、隔週木曜、土曜の遅番です。
12月からは、もう少し増やしていただく予定です。
火曜は最後かもしれないので、お時間ある方はどうぞ。

さて、作品から星を読むシリーズは
末次由紀さんの「ちはやふる」です。
美々子先生おすすめの作品(笑)

以前から興味はあったのですが、読む機会がないままだったので、これを機に読んでみました。

小学6年生の千早ちゃんが、転校生の新(あらた)君から、かるたの楽しさを教わります。
同じく同級生の太一君とともにかるたにはまっていきます。
しかし、卒業を前に3人は離ればなれに。
かるたをやっていれば、また会えるよねと再会を約束します。

時は流れて、高校に入学した千早と太一。
かるた部を作るために部員集めに奔走します。
強くなって全国大会へ出て、いずれは遠くに住む新に再会したいと願っています。

とまあ、私の書くあらすじでは何が面白いかわからないと思うので
興味ある方はご一読ください。
ジャンルとしては、少女漫画なふりをしたスポコンかな(笑)

読んでみた感想は、面白かったです!
なんていうか、火のサインの勢いで、ぶっとばしてブログ書いちゃおうかと思ったくらい(笑)
(私はおうしなふりして火が強いので)

待て待て、落ち着け~と思って書きますが
途中で、いつものウシではなくおひつじ金星が出てくるかと思います。
ご了承くださいませ(笑)
言葉遣いが雑になってくるんですよね…

主人公千早ちゃんのイメージは牡羊。
「羊」突猛進で、情熱で突っ走る。
目標は日本一だと言う、その後先考えない無謀さが牡羊ちゃん。

そして小学生編で、たびたび出てきていた「思ったことをそのまま言ってしまう」というのもある意味牡羊です。
ただ、これに関しては、サインは関係なく月と水星のコンジャンクションが先にイメージとして出てきました。
下手すると脳みそダダ漏れアスペクトです。

天才かるた少年の新君のイメージは、乙女座。
競技かるたというものに対して、完璧さを求めている感じが乙女っぽいです。
あと外見がザ・乙女座ですね。

このふたりの魅かれあう感じ、
求めているものが似ているかのようだけど
どこかが違う感じ、

ああ、これが150度のアスペクトだぁ! と感動。

また、この競技かるたというものですが、私はこの漫画で初めてルールとか競技内容を理解しました。
読み手さんが読んだ上の句の対となる、下の句が記されたカードを取るわけですが、
音を拾って、すかさずカードを取るというこの競技、言葉を音として拾うというのが、おうし。
すかさず対応したカードを取るというのが、射手。

ああ、ここでも150度が! とまた一人感動。
(暗いなぁ…)

身体感覚、という共通点を持つこの2サインですが、スピード言う点に置いてはまるで折り合わない。
そこにつながりを持たせたのが、競技かるたという遊びなんだなぁと感じました。

全体としては、札を覚えてすぐ忘れるとか、火のイメージの方が強いですかね?
しかし、歌の意味から、色をイメージして、そのカードがもうその色にしか見えなくなる…という話も、いかにもおうしチックでした。

ひとつのスイッチから、いろいろな感覚が連鎖して呼び起こされる感じ。

誰でも、昔流行った歌を久々に聴いたらその頃あったことや、出会った人を思い出したりしますよね?

それが極端に多く、また些細なことでもリンクさせてしまう感じですね。

さて、幼なじみとして、千早ちゃんに想いを寄せている太一君。
最初のイメージは彼も乙女っぽく感じたのですが、話を読むにつれ、すべて千早ちゃんマターで行動が決まっているので、天秤のイメージが勝ってきました。

そもそも、千早ちゃんも太一君も、美男美女設定。
千早ちゃんはモデルをやっている美人なお姉さんがいて、太一君もいいとこのお坊ちゃん。
天秤のイメージが強いふたりです。

千早ちゃんも、小学生時代に、
みんながいないなら、もうかるたはやらない!
と言ってみたりして
えー、やりたいならひとりでもやればぁ?と
思う私は、ザ・おうし座。
意味が分からん。どうして相手ありきなのか。

と言ったら、美々子先生には大爆笑されましたけど(笑)

天秤は相手ありきだから、やらないですよね。
射手にしても、競争する相手がいなければやっぱりやらない。
牡羊ならひとりでもやってくんですけどね。

そして、そんなこという千早ちゃんをひきとめるかるたの先生も
「周りの人が悲しむよ?」というような
周りのために頑張れ、という引き止め方をしています。

これも個人的には違和感があったシーンで、周りがどう思おうと、迷惑かけるでなし、関係ないじゃん、と身もフタもない感想しか出てきませんでした。

すみません(笑)

これもある意味、おうしと天秤の150度ですね。
わかりあえそうで、わかりあえない。
そんな感じ。

でもこの作品は、150度だって折り合えるよと教えてくれたような気がしました。

長くなったので、次回に続きます。
次は末次由紀さんのチャートの分析をします。

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