2013年10月26日の中野トナカイお店日記転載記事です。


今日はハウスのお話。
西洋占星術では、その人のパッケージと中身を見て鑑定できます。
パッケージとは、動き方、立ち位置、見せ方、対人関係といったところで、生まれた時間を元に算出するハウス区分と呼ばれているものです。その人が引き寄せやすい環境全般を表しています。
中身とはその人が持っている素質や才能だったり、目標やプライドだったりします。これは生まれた日の天体の位置で判断します。これも時間が分かるとより詳しく分かります。
この両者に矛盾があると、「こういうことがやりたいのに、どういうわけかあわない会社に勤めてしまう」ということが起きるわけです。自分のやりたいことややるべきことと、環境から求められることとのギャップが生じるわけですね。そして矛盾があることのほうが一般的です。
先日講座で、黒田清子さん(紀宮様)のホロスコープを見たのですが、そのギャップが激しい方で、ご結婚のタイミングで環境の堅い殻を自分自身でぶちやぶって皇室を出られたようでした。時期運や出会ったパートナーとの相性の力などを利用してどかんと突き抜けた気がします。
生まれた時間がわからないと出せないのが難点なのですが、仕事運を見る時などは自分の持つ素養と環境から求められるものを、どうやって折り合わせていくかがテーマになることが多いので、ハウスの理解を深めていく必要があります。人はどうしてもより簡単なやり方を取るし、より引き寄せやすい環境を選択します。そこがあわないから無理と決めてしまうより、もっと違う角度からハウスを理解して、新しい環境を選べないか考えると良いと思います。

そこで12月の土曜の講座は「ハウス講座」。出生図において各ハウスに入ってる天体の意味と、時期運や相性で各ハウスに天体が入ってきた時の意味をひとつずつ丁寧に解説いたします。環境と素養の折り合わせ方法のヒントになればと思います。
また、今年最後の講座は「イレクショナル講座」。幸運をつかむにはどういう計算方法でホロスコープを見るのかというお話をいたします。「いつ○○したら良いですか?」というお客様の問いにすばやく答えるためのノウハウが分かりますので、プロ志望の方もぜひご参加ください。
講座について詳しくはこちら。
来年は年明け一発目は、芳華美々子先生、三上牧先生とともにイベントを、2週目はおなじみ「占いとアクセサリー」を開催予定。詳細は後日発表いたします。どうぞお楽しみに!

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