不倫疑惑報道からの引退宣言で話題になってました小室哲哉さん。
出生時間が明らかになっている方ですので、取り上げてみようと思います。

松村潔先生の「完全マスター西洋占星術」にホロスコープが載っています。

6ハウスの説明のところと読み方練習の金銭のところです。
(ちなみに同じ6ハウスのところに「神戸連続児童殺傷事件」の犯人である少年Aのものもあります)

6ハウスという現場は、1〜5までに培ってきた個人の能力の最終調整の現場です。
簡単に言うと、舞台に上がるデビュー前の最終リハーサルとでもいいましょうか。
環境から求められる能力を育てていく現場です。

6ハウスに天体が入っていると、その天体のことは一生修行みたいな感じになります。
8ハウスも修行要素が強いですが、8との決定的な違いはいわゆる師匠的な存在があるかどうかと、8の場合は個人の意志は完全になくなります。

小室さんのチャートを見ると、6ハウスに太陽、金星、木星、海王星があり、過剰です。
松村先生の本にも「気絶するほど働いた人」とあり、ワーカホリックさが出ています。

特に大変そうなのが木星ですね。
6ハウスの木星はトランシットでやってきてもうんざり感満載です。
儲からないのに忙しい(個人の感想ですw)。

この方の木星は7ハウスの支配星なので、他者からの要望でどんどん6ハウスが肥大していきます。
オポジションに位置する12ハウスの牡牛火星がお金になったり良いものが作れるなら、どんどんやると言っているし、スクエアに位置する3ハウス獅子の天王星も宣伝になるなら良いと言っています。
実際、この方は出稿量にこだわりがあって、自分へのギャラを削ってでもCM出稿量を増やして欲しいと言っていたそうです。(wikipediaより)

仕事はタイアップありきだったそうで、個人天体が柔軟宮に集まっているのと、太陽6ハウスであくまでも縁の下の力持ち的な仕事の仕方にこだわっていたのでしょう。
冥王星が90度で入ってるので、限界まで、倒れるまで、徹底的に働きます。

6ハウスの海王星は、ネイタルで持っているとなかなかしんどいものとなります。
まず、普通の職場環境ですごすのはしんどい。
小室さんのように音楽やエンタメの仕事はぴったりですし、ひとりの人ではなく、多数のアーティストへ楽曲提供するというような、固定宮サインだけど固定しない動き方が良いですよね。

一般の方で聞いたことがあるのは、アルコールを扱う会社、薬品会社、そしてやはりエンタメ系ですかね。映画館とか。もちろん、占い師にも散見されます。
職種はMCとか太陽とかで決めればいいので、6に海王星の方は職場環境だけでもこういうところに行っておくと、カオスな職場に行かずに住むと思います。

さて、引退会見の全文を読んだのですが、なかなか切ないですね…
見て感じたのは、週刊誌に取り上げられたことはきっかけに過ぎず、溢れそうになっているコップの最後の一滴だったのかなということです。

「引退を考え始めた」のは昨年の8月とのこと。
昨年8月といえば、ドラゴンヘッドが絡み、火のグランドトラインができる新月の日が、印象的な日でした。

サターンリターンも間近で、これからの29年を考えていく時期です。
プログレスの満月を迎えたばかりで、この15年やってきたことを振り返りたたんでいく時期にも入ってきました。
そしてプログレスの満月は今までやってきたことに飽きを感じる頃でもあります。

トランシットの新月は4ハウス、ICに近いところで起こっています。
ネイタルとトランシットの土星はともに7ハウス、トランシットの天王星は11ハウスで、今後のこと、パートナーのことを踏まえた上で、老後をどうしよう…と考えたのかもしれません。
(4ハウス=老後の状況です)

トランシットの海王星はネイタルの双子の月にスクエアです。
おそらくこれはずっと影響を及ぼしていて、C型肝炎や難聴、睡眠障害などの体調不良を引き起こしていますし、マスコミに私生活が良くない形で流れ出してしまったのも、これではないかと思います。
海王星のハードアスペクトはある日急にくるというよりかは、じわじわと浸食されていきます。

ネイタル火星に冥王星もトラインで近づいてきていて、パワーダウンを感じています。
男性としての機能が…というコメントもありましたが、蠍に土星が回っているくらいから影響を感じられていたのではないでしょうか。そこに冥王星がダメ押ししてしまっています。

また、トランシットの冥王星は絞り込む作用もあるため、今までの多忙な動き方はできないと感じているのかもしれません。一応、復活もあるのが冥王星ですが…どうなるでしょうか。

そして昨日の引退会見。

水瓶の月の日で、プログレス満月に関わる話をするのに良いタイミング。
MCにも乗るので、大衆も味方してくれそうです。

昨年のうちにサターンリターンが終わっていて、すでに覚悟ができていたような気がします。
実際、還暦で引退と考えられていたようです。
しかしジュピターリターンに火星も乗っかっていて、パートナーの露見がきっかけとなって踏ん切りがついたのではないかと思います。

この方は、柔軟宮が多いしアセンダントも柔軟、しかも双子。
まともな会話が成立しにくい相手だけとすっと過ごすのは、きつすぎるのではないでしょうかね…
性的な関係というより、大人の会話ができる人がほしかったのではないでしょうか。

この後はトランシットの土星が8ハウスに入るので、しばらく隠遁生活され、2021年の木星土星が水瓶に入る頃に元気になってくるのではないかしらと思います。
土星が8ハウスから抜けるし、プログレスの月も5ハウスに移動します。

ネイタルの7ハウスの土星やプログレスの満月から起こったことと考えると、完全に引退する感じがしないので、しばらくお休みですかね。
ゆっくり休めるといいですね。