萩尾望都さんも、ちはやふるも、
がっつりな感じになってしまったので
今回は、軽い感じで行ってみます。

今回は「ぬらりひょんの孫」。
ジャンプ作品で作者は椎橋寛さんです。
今秋からアニメ化されました。

公式サイト

私はコミックは知らなくて、アニメをいきなり見ました。
公式サイトの「夜桜ver.」というモードでご覧になると
桜がきれいです。絵のきれいさに魅かれて見始めました。

主人公で中学生の奴良リクオ君は、妖怪の主ぬらりひょんを祖父に持つ、
妖怪と人間のクォーター。
僕は妖怪じゃない、人間として生きるんだ!と
奴良組を継ぐことを拒否していましたが
奴良組のみんなやクラスメイトの危機に、夜になると妖怪に変化するように。
大事な仲間を守るため、奴良組を継ぐことを決意します。

奴良組内外から、奴良組をつぶそうと次々に襲いかかってくる妖怪を
仲間の協力を得ながらリクオは組をまとめていきます。

というのがおおざっぱなあらすじです。
妖怪ものと見せかけて、任侠ものと言った方がいいかもしれません。
お話は、いかにも「蟹」ですね。

仲間のために僕がんばる、がキーワードです。

実は、あまりよく考えないうちに
先にチャートを見てしまったので
この先は見ながら書きます。

というか、チャートを見たからこそ、
この方を題材にしてみようと思ったんですけどね。

どうですか?
立派なグランドクロスです。

双子の太陽、射手の海王星でオポジション。
そこへ冥王星が調停アスペクト。
乙女の火星土星、魚の月でオポジション。
そこへ天王星が調停アスペクトです。

お話自体は、蟹くさいのですが、
これを見て、キャラクターはネイタルが反映されてるなぁと感じました。

双子の太陽は、昼と夜で二つの顔を持つリクオ。
と同時に、射手海王星から太陽へオポジションとなっていて
妖怪と人間のハーフである、父親も差している。

祖父である土星にも海王星がスクエアで
祖父はもう人ではない存在となっている。
人間と妖怪の共存を望む双子の太陽であるリクオともスクエアで対立。

祖父から見たリクオは魚の月。
誰にでもやさしく、コミックでは進んでいじめられ役を買って出ているほど。
土星とオポジションで、おじいさんからリクオへ
後を継げ!とターゲットになっている。

この魚の月は、天然ちゃんなリクオの母、若菜でもあり、
物語のヒロイン役である雪女(妖怪でリクオ付き)、
クラスメイトで幼なじみのカナ、転校生で陰陽師のゆらは、
みんないかにも魚ガールちゃん。

作者は金星はぎりぎり双子なので、
ヒロイン役はたくさんいますね。
妖怪好きなクラスメイト、清継くん率いる
清十字怪奇探偵団なるものがあるのですが
これのノリは双子です。
好奇心の赴くまま、いろんなところに出歩いてっては
危険な目に遭っている(笑)

水星は蟹でほぼノンアスペクト。
オーブゆるめで、乙女の火星にセクスタイルです。
仲間のために、組のために、みんな家族でいよう、など
もはやウルサイくらいです(笑)

今のところ、昼のリクオ君はキャラが立ってるのですが
夜のリクオ君は男前ですけど、イマイチキャラは立ってない。
無口なキャラなせいもあってよくわからないですね。
破天荒な感じにしたいのかなぁ…
キャラが立ってないのは、まだ太陽を
どっちへ持っていったらいいのかわからないのかもしれません。
二つの顔を持つってことで、いいんですけどね。双子なんだし。

コミックのほうもざっと読んでみたのですが
お話の内容はアニメより、魚と双子が強かったです。
絵のイメージが双子、魚キャラがたくさん…。
水薄く風なしな私には、少々読みづらかったです。
ちはやふるとセットで借りたのですが
読み込めないうちに返却するはめに…がっくし。

しかし、グランドクロスは強いですね。
自分の中にいろいろな「顔」があるからこそ
豊かなお話が描けるんだと思います。

また、太陽にトランスサタニアンが絡んでいるのも
世に出る作家さんの条件なのかもしれません。
特に海王星と太陽のオポジションは、
世代の持つ夢を体現していくわけですから
共感も得やすいでしょう。

せっかくなので、トランシットも読みますと
乙女の頭に木星がありまして、
そこにトランシット冥王星がトラインで、アニメ化してもらえましたという感じです。
太陽にトランシット土星もトラインで、いい具合に形になりました。

来年、再来年、水星に冥王星がオポジション、
その後、火星に冥王星トラインなどが続くので
がんがん描いていけそうですよね。
サターンリターンも終わってますので
今後が楽しみな作家さんです。

いろいろな方の作品を拝見していて思うのは
キャラ作りはネイタルが反映されていて
ストーリー作りはトランシットが影響しているなということです。

このお話も、
仲間を守る=蟹、後を継いで組を率いる=山羊、
百鬼夜行の主になる=牡羊、でもみんな仲良くねー=天秤
という感じで回っていっているように思います。
去年から今年の運勢を反映したような流れです。

古い作品は描かれた時代のトランシットと
あわせて読んでみてもいいのかもしれません。